リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

クリエイティブさに発奮する仕事

行政機関の3セクが発行する業界誌がある。よくある体のよい論文集みたいな冊子というか雑誌だ。 昼の仕事で、6000~10000字程度で図表を入れてシンギュラリティネタで書いてほしいとオーダーが来た。私はITはかじっているものの物書きではないし、他の部署…

個人情報保護法と演奏

改正個人情報保護法が本日施行された。 今まで大企業が対象だったが、小規模事業者でも適用される。 顔が映っているだけでも個人情報となるようになった。 ジャズ演奏をしていると、個々のプレイヤーが誰ひとり同じではないクセのようなものをお互いに感じる…

マイケルブレッカーの楽器運び

昔、斑尾ジャズフェスで外タレがたくさん来てたバブル時代、マイケルブレッカーフリークのベーシストの先輩に連れられてステップスアヘッドの全ステージを観る目的でペンションに宿泊してたときのこと。この先輩はベーシストながらもマイケルブレッカーが好…

IT進化とジャズ演奏

人間はコンピューターを手にして、自分の生身の能力を外部的に拡張している。 昭和のウルトラマン世代にしてみれば、腕時計で電話できるとかテレパシーで遠方にいる人と会話とかトンデモ未来の夢物語だったが、スマホとその中のSNSで実現してしまっている。 …

いろんなところに蔓延る家元制度のノリ

世界の先進国として日本社会は欧米同様に発展しているが、社会システムは未だ封建的な文化というかノリを脈々と継承している。文壇や画壇みたいな権威とヒエラルキー、そこにお金が絡む仕組みはいろんなところで見受けられる。 お師匠さん、と慕って芸事の流…

失敗したプレミアムフライデーにジャムセッション

既に死語と化したプレミアムフライデーだが、2月だったか最初のときはサラリーマンミュージシャンであんたの会社は導入するのか、みたいな話題をしたことがある。 私の昼の仕事は、人事部に確認するも一切なし、というか変形労働制を入れてるからそれで各部…

ジャズミュージシャンのギャラ事情

ピンキリです。 そう言うと身も蓋もないが、半分本当で半分冗談でよく言われる話が1960年代から一晩G千。 ジャズミュージシャンは古いノリで言葉をひっくり返したり、数字を音楽用語から拝借した隠語のようなもので会話する。未だに(笑)。 G千とは5千円…

サラリーマンやめるとミュージシャンも出来なくなるような気がしないでもない

昼の仕事はまあいろんなことが起きるので、日々めまぐるしく回る。トラブル、報告書作成、お客様と打ち合わせ、来客、経営陣に謝り報告、部下を鼓舞、資料作成の指南、プレスリリースの文書校正。何でもありだ(笑)。 なるべく笑いを多く混ぜようとして青ざ…

楽器習得の教材がなかった時代

今は音楽やろうとするとyoutubeを始め、もう何でも参考になるものがあるので、いい時代だと思う。 こう書くとかなり年配の人みたいだが、私がドラムを始めた高校時代はビデオがまだ数十万したような時代でレコード。CDが出る前。 ドラム専門誌のドラムマガ…

置きベース盗難事件

置きベースというのは、ジャズの店に置いてありベーシストが誰でも弾けるベースのこと。ジャズベーシストはコントラバスを持ち運びするので、かなり大変なのだが、自分の音にこだわりがあるミュージシャンは毎回持ち運ぶ。 表参道のジャズバードは元々ドドバ…

ジャズ演奏における集中力維持は難しい

私はなかなか入り込めない性格だ。演奏するときは演奏そのものに集中すべきだが、元々注意散漫なのか、どこか自分のやっていることを常に客観視してしまうようなところがあるのか、一瞬でスコーンと入り込むことが苦手なのだ。 例えばカラオケとか恐ろしく苦…

ミュージシャンはスポーツに気をつけないと…

数年前の話だが、子供のサッカー大会で転倒し、左手首の中の骨を折ってしまった。舟状骨骨折というギブスを2ヶ月以上のややこしいところだ。 5、6個のバンドをやっていたので、即座にすべて向こう3ヶ月のライブ予定をキャンセルし、トラ(代理ミュージシ…

サラリーマン兼業ミュージシャンはFacebookに要注意!

サラリーマンの職種にもよるけど、夜な夜なミュージシャン仕事をしている人はFBに気を付けた方が無難と思う。 昨今の残業しない方向の働き方改革で、随分見え方も変わってきているが、夜演奏仕事を控えていると昼の仕事はなんとか素早く退社するために、めち…

MCが苦手なバンマス

精神科医兼ピアニストのDr.Kはバンマスなのであるが、ライブではMCが出来ない。「始めまーす」、「終わりまーす」ぐらい。 人前でしゃべれないタイプかと言えばまったく違い、医者をやりながらもドクターでしょっちゅう学会発表されている。大勢の前でマイ…

ミュージシャンは必ずしもアーティストではない

音楽やってると、たまにアーティストなんて紹介されたりするが、サラリーマンもやっているので違和感はある。というか、サラリーマンは関係なくて、アーティストの定義があまりにも曖昧に使われているというのが本当のところだろう。 芸術家? アーティスト…

ストリートは道路交通法違反に気をつけろ

2ヶ月に1度いっしょにライブしているアルトサックスの横ちゃんは毎日渋谷の交差点でストリートをやっていた。そう、やっていたのだ、つかまるまでは。 ストレートなジャズをやっても新しい明るいセンスでお客さんをもっていってしまうプレイヤーで、彼がバ…

何かと苦労のある野外ステージ

あまり野外ステージというのは経験ないが、演奏者にとっては何かと苦労が多い。 まず、音のバランスが悪い。 出音と中音というのがあり、お客さんが聴いている音が出音で、ここが一番いいバランスにPAは調整される。中音は演奏者側の音で、モニターという…

ジャムセッションに行ってバーテンダーとなる

何年も前の話だけど、いっしょに演っているプロメンバーがジャズバードでセッションを開催することとなった。日曜夜なので通常営業ではなく、予めおいてあるワインなど、限られた種類のドリンク類とピーナッツ類のみ出して参加者から楽器演る人と聴く専門の…

極め人

バブルの時代を過ごした世代には、あー懐かしいっという日本たばこ Peace light のテレビコマーシャル。フルートの中川昌三氏がかっこよく出演していたを覚えている人も多いだろう。 クラシック、オペラ、ジャズとジャンルを超えて活躍するアーティストだけ…

初心者ボーカリストの勘違い

昨今ジャズボーカル教室なるものが流行っているのか、OL女性ボーカルで少し歌を習ったのでライブのシットイン(乱入)を要望する方がけっこういる。私なんか初心者時代にずいぶん怒られてきたので寛大なのだが、これを嫌うミュージシャンもけっこういる。楽…

極めて不自由な大手企業の社長業

サラリーマンの終着点、大手企業の社長。 反対側は社会のルールに抵抗する芸術家なのかもしれないが、自由とは何かを想うときがある。 東証一部上場企業の社長同士が面会する場に同席することがあるのだが、世間話を聞けば聞くほど気の毒になってくる。 ・金…

本名を隠す兼業ミュージシャン

ネットの時代となり、何でもググれば出てくるとサラリーマン兼ミュージシャンにとっては不都合な世の中になってしまった面がある。 Dr.Kという名で活動しているピアニストは大病院の精神科の院長やったりと、その世界では学会活動をしながら外来往診もされて…

知識労働者の頭の中

昔はホワイトカラー、ブルーカラーなんて言ったけど、もう死語だね。 昼の仕事でパソコンに向かい、様々な仕事をしている。調整ごとが多いけど、どうやって人を動かすかとか組織編成とか人事考課とか新たなアイデアの具現化方法の思案やらマルチタスクで少し…

沖縄出張で飛び入りライブすることに

3年前の話だが、昼の仕事の関係で沖縄に出張に行ったときのこと。 昼はお客さんのところに行って打ち合わせしたり営業所で打ち合わせしたり現場回ったりで、夜は飲み会。21時もすぎて解散。ホテルにチェックインしてからが課外活動スタート! セッションをし…

ホテルラウンジ仕事と会社の支店

3月まで長年やってたホテルライブ仕事の話。ホテルラウンジの超高層ビルは途中階がオフィスフロアとなっている。私の昼の仕事の営業支店がそこにオフィステナントとして入っており、たまには用事で行く。ホテル側からは定期的な仕事をする人ということで、…

譜面に朱書きはやめましょう

コンサート会場でライブを演ったときのこと。ジャズじゃなくてポップスやってた30年前、譜面に朱書きでドラムで気を付けるポイントをたくさん書きこんでおいた。当日ライブがジャーンって始まると、赤いスポットライトでその指示の朱書き文字はすべて見えな…

ドラムのテクニックを磨きすぎると大道芸になるような気がする

ジャズドラムはテクニックを追いかけてしまう側面もなきにしもあらずの楽器だ。ドラムという楽器は半分スポーツみたいなところもあり、体の一部を非同期っぽく動かしていく訓練をしていくときがある。これはこれで面白いのだが、これを追求しすぎていくと音…

ブログ開設ならどこ?→アクセス数比較

今さらブログの感も否めないが、この期に及んで書くことにしたのが2017/4/1。 どのサービスを使うべきかといろいろ調べたが、あまりやられていない方法で検証してみることにした。人と違うことをしてみないとねw [条件] ・1ヶ月間、切らさずに書く ・それ…

ミュージシャン職業的ライブ仕事とボランティアライブ、どちらが音楽的か?

サラリーマン兼ミュージシャンの最大の利点は、ギャラを問わずに好きなライブをひょいひょい引き受けることが出来るということが言える。プロミュージシャンは大御所は別として、基本的に投げ銭やノーギャラはキツいものがあるし、超えてはならない一線とし…

風邪ひけないミュージシャン、風邪ひいても大丈夫なサラリーマン

サラリーマンというのは、もちろん責任もって仕事をするそれぞれの道のプロなわけだが、一匹狼で仕事をするわけではないのでカバーが利く。仕事が俗人化しているケースも多いが、気が緩んでいるのか風邪ひいて有給休暇をとる人は多い。 兼業でミュージシャン…