聴覚における視覚の影響の大きさ
よく言われることだが、耳より目から入る情報の方が情報量が大きく、脳の処理もたくさんしなければならないことがある。
目で見て耳で聴いていると、脳は処理限界があり、すべてを捉えているわけではない。
テレビで消音にしてみると、普段見慣れているCMにおいて、多くの視覚的発見がある。
耳からの情報処理で普段気付かないものがたくさん見えるのだ。
youtubeで音楽を聴くと、CDで音だけを聴いているときより映像が補間する情報が多すぎるため、リッチな感覚で向き合っているように感じているハズだ。
ただ、サウンドだけで聴くとボロがわかるようなことに気付かないことも多いだろう。
これは有名な爆笑動画(よく思いついて作ったもんですw)だが、爆笑して「あ~おもしろかった」と思う以外に、深い洞察を得られる。
誰もが知ってるあのかっこいいマイケルジャクソンの有名PVだが、サウンドを変えるだけでこうも人が捉えるイメージの感覚が変わるものかということを体感できる。
視覚だけ、聴覚だけ、組み合わさったとき…、我々が受けるイメージでかっこいいものと思うもの、かっこ悪いと思うもの、この正体は何なのだろうか。
それを逆にとったアーティストが、これも超有名になったこの動画。
音楽も映像も、人は今まで見てきたもの耳にしてきたもので、かっこいい/悪い、おもしろい/つまらない、素晴らしい/ダメダメ、などを判断している。
こういうのを観察して考えると実に面白いし、何かユニークな視点で映像を作れるような気もするのだ。