動画編集の面白さ
youtubeにジャズの動画をアップするようになって数年経つが、動画編集というのはけっこう面白い。
編集作業は面倒ではあるが、タイミングの調整は音楽のセンスに共通するようなものが多分にある。画面の切り替わりタイミングや、編集で入れる文字のONとOFF、フェードアウトの時間感覚など。
編集中に再生させ、ちょっと微妙に早いなとか短いなとかを見ながら調整していく。
ジャズ演奏中にドラマーが何を考えて音に反応しているのかを漫画みたいに吹き出し入れて解説しているものは、その吹き出しを入れるタイミングは実は微妙だったりする。
また、この動画は左横の壁に譜面を画像処理で入れている。
音の編集も面白いが、そのサウンドに対して動画でどう見せるかのデザインを考えて作っていくもの面白い。
デスメタルとジャズを融合させてみるという騒音のようなサウンドを作ろうと思って作業しているうちに音の組合せだけでなく映像も遊び心を入れたくなり、シーケンサー演奏の手が映る部分の色を気持ち悪くして、それだけでは飽き足らずデスメタルで使われる骸骨などのモチーフも入れたのが、こちら。↓
実際に編集作業しているとセンスも知識も身についていく。
そして、これは昼の仕事にも直結する。IT系の画面デザインやハードのデザインに関しても意見を言い指導をし、デザイン専門家メンバーに対しても対等に議論できるのだ。
なぜならこういう編集作業を通して実作業をやっているからw
普通上の立場や横の立場から専門家のデザイナーがいろいろ言われたら、わかってないクセに…、と裏で文句を言いたくなるだろうが、個人の実績があるとまったくそうはならないわけで、逆に知見を聞いてくるようになる。
昼の仕事も課外活動も結局は繋がっていくのです。。。