ジャズ演奏中の心理状態とフレーズ
不思議なもんで、練習したら出来るドラムフレーズが本番演奏ではよう出来ないことがある。スタジオでひょいと出来るのにライブ演奏中に、そのフレーズをやりたいと思うシーンでも出来ないのだ。20年ぐらいそういう状態のフレーズもある。
これは心理状態が練習と本番では異なり、リラックス度合いが違うからなんだろうか。
手順の練習、つまり体が動く状態と頭でそれを出そうとするのは異なるのだ。身体的には表現できるのに合奏中には出せないということは脳の何かがストッパーとなっているわけだ。
失敗するかもという怖さなのか、どんな場合にでも即座にそのフレーズを出せるようにする練習不足なのか、よくわからない。
ドラムソロになると焦るわけではないが、構成が繋がらなかったり安全なフレーズをつい出してしまったりして、自分的に心外なプレイをすることは多い。多いというかほとんどかもしれない。
頭の中でもっとドラムフレーズを歌えばマシになるんだろうか。
まあ、そう考えるとまだまだ試してみることたくさんあるし、実は知らないやり方やセオリーなんかも膨大にあるんだろう。こういうのは計画的に試していかないとアカンのかもしれないなぁ。