リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

多くのミュージシャンはベーシックインカムみたいなもの?

国勢調査でアーティスト人口というのもわかるようだ。

平成17年と22年で比較すると、「音楽家、舞台芸術家」というカテゴリーで8万4千人から7万4千人と5年で1万人減っている。

食えないのか、廃業したのか、年齢的にリタイアしたのかはわからない。

 

ミュージシャン専業はここのカテゴリーに入るので、ここにサラリーマン兼業ミュージシャンを入れると数はどのぐらい増えるのだろうか。

 

ジャズクラブに置いてあるジャズ関係のフリーペーパーを見ていると、知らない名前のミュージシャンがまあ多くいることにびっくりする。でも、その数だけなんとか音楽主体で生活しようとしているわけで、言い方を変えるとアルバイトとかもしてたり音楽講師もしてたりしてるだろうけどその数の人々が生活できているわけだ。

 

ふと、これはある意味でベーシックインカムみたいなものかもしれない、と思ってしまった。夜な夜なライブをやって薄謝をいただき、少数の好きな人に支えられて飢え死にはしないわけだから。

そう思うと、いい世の中だとも思う。