リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

結婚式の演奏仕事

ジャズは臨機応変に音楽を変えれるということで、結婚式の生バンドとして呼ばれることがある。
だいたいは板付きだ。板付きというのは持ち場を離れることができずに、ずっと待機しておく状態のこと。バンドリーダーが式の進行をよく見ながら、瞬時にカウントを出したり、フェードアウトを指示したりする。やっててなかなかいい演出だと思う。みんなお客さんというか列席者はハッピーな気持ちでいるしね。
「かんぱーい!」(主賓)「ではご歓談ください」(司会)と同時にタラララーとイパネマノ娘を始めたりする。合わせてカーテンがオープンしてパッと会場が明るくなる、なんてこともありました。


さて、これはプロベーシストに聞いた話。
ドラマーが遅刻して、もう式が始まるというのに来ない。結局、開始までに間に合わずにドラムレスで演奏を開始することになったらしい。


「新郎新婦の入場です!」パンパカパーン♪


なんと新郎新婦の後からドラムセットをこそこそ台車で搬入するドラマーがくっついて入ってきたと。ウソやろ…。式が進行するときにカチャカチャ組み立てるので、列席者は気になってしょうがなかったらしい…。


ミュージシャンネタ的には大笑いだが、結婚式ぶち壊しの最悪のケースですなw