リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ビジネスマンと芸術センス

昼の仕事は課題解決だらけ。始終それをやっている感がある。

混乱する同僚や部下に、「まずフローを描いてみなよ」、とか「図示化してみなよ」と日々指導するわけだが、はたと気付くと人にわかりやすいお絵かき出来る人ってごく少数派なのかもしれない。

 

夜やっているジャズ演奏は問題解決だらけだ。ピアノが間違える、ベースの入り方とドラムの考えが合わない。ドラムの自分も痛恨のミスをする。演奏中にこういうハプニングにいちいちどうリカバーするのが最適かをその場の判断で対応し続ける。

曲の始まりの雰囲気を曲の終わり部分で表現したりすることもざらだ。つまり俯瞰して曲全体を見ておく必要がある。

 

ジャズ演奏を訓練とするのは無理もあるが、その場での修正みたいなものでディティールを鍛えられると、資料でも図でも何がわかりやすく何が不透明か、即座に判断できるようになっていくと思う。絵でも音楽でもこだわって関わると、モノの見方のディティールが鍛えられるのだ。

 

何もビジネスの仕事を通してだけ鍛えられずとも、芸術に触れることがビジネス仕事への加勢になる近道もあるのではないかと、様々なまとめられない人々を見て思ったりするが、実際どうなんでしょうね。。。