作っては煮詰まる創作活動
ジャズは行き詰まっているのか、いやいやヒップホップを消化したグラスパーのようなミュージシャン達の新たな動きが新しい息吹を吹き込んでいるではないか、などなどいろいろな見方はあるでしょう。
確かにいわゆる4ビートはもはや行き場所がなくなるぐらいやりつくされた感はあるように思う。
だけど、4ビートのウォーキングベースとシンバルレガートの高揚感は他のリズムにはないものであり、相変わらず気持ちよい。
でも、新しいジャズは4ビートではない。
複雑なリズムやゆらぐ8ビートなどをドラマー中心に作りだしていくのは最近の潮流かもしれないが、これは難しい。
技術もいるし、相当頭の中でのポリリズム的解釈がしっかりしていないと出来ない。
私なんかあっという間にロストする。。。
だとすると、フリージャズのように感覚中心でリズムをアウトさせたりインさせたりするその手の表現をやってみるのは面白いのではないかと思い立ち、今日スタジオに行ってドラムを録ってきた。
フリージャズ的発想で異なるリズムにチャレンジするのは案外と行われていないように思う。
スタジオ入るのは数カ月ぶりだ。
何かを創ろうと思うとスタジオに入って試すのだが、あまりアイデアが浮かばない時は少しお留守になる。
それでよいのか、と言うとよくわからないが、まあただ練習で入っても煮詰まる人なので、とりあえず入るのは意味がないと思っている。
そして、こんなのを製作してみた。
↓
いいのか悪いのかはわからない。YouTube観た人が勝手に解釈してください。
ただ、創るのは面白い。
ドラムを録音してから、ベードラに合わせてベースを入れて、スネアのショットにエフェクト音を重ねてみている。
ギターのシンプルなリフを適当に入れてヒップホップ的なサウンド構成にした。←独断と偏見です
ラップはネットからパチッてきたが、ラップというのは凄いなぁとあらためて思った次第。
これラップがないとスカスカの何のこっちゃになる。
さて、創り終えるまでは面白いが、さっそくこのネタは終了となり、また煮詰まるのであった。。。
なんで創っているのかと言われれば、聴いたことないようなものを自分自身が聴いてみたいということかもしれない。
でも何かのパロディでもあると思う。無類のパロディ好きだから。