リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

失敗演奏を動画コンテンツにしてしまう?

別に「見てほしい!」と動画を作っているわけではないが、動画製作は面白い。

 

テキスト表示のタイミングなど微妙なところの調整は、なぜこれが気持ち悪くて、こうすると感覚的にいい感じになるか、などを考えることも多く、人間の感性とは何だろうかと想いを巡らせるようなこともある。

 

ジャズ演奏をコンテンツとする場合、ライブ演奏ステージをアップしようとするのが普通だろう。しかも、よい演奏をアップしようとセレクトするハズだ。

 

ところが…、ところがである。

 

音楽以外の映像、例えばスポーツ映像のことを少し観察してみると素晴らしいフェアプレー集と同じぐらい魅力的なのが珍プレー集であることに気づく。

失敗しようと思っているわけでもないが、失敗することを見るのは笑いもあるものの、根底ではそこから何か得るものがないわけでもない。

 

そこまで考えるわけでもないが、ジャズも予見できないようなところがあるので、同じ観点が考えられる。

ジャズはその場で合わせていくような側面も多く、同時に自分が安全に演奏できるプレイの範疇から脱しようとするところに人間的魅力も出たりするので、それがファインプレーとなる場合以外にミスる場合もある。この演奏上でのミスはスポーツのプレイみたいにわかりやすいものではないが、解説すると「なるへそ、思ってたけどミスったのね」というのはわかってもらえるものは提示できる。

 

まあ、そんな感じで作ってみたのがこれ。

 

あちこちミスって、けっこうマズい演奏でもあるが、コンテンツとしては成立する。かな…?