リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

CDにまとめる意味

youtubeには、いろいろ動画をアップしてきて、このネット時代に今更CDにまとめる意味はないと思っていたものの、CDにまとめてみたらという助言があり作ってみた。

 

いつもお世話になっているトランペッターのヒロ川島氏に出来たてを渡したところ、2日後にメールが来た。

 

素晴らしい、車でヘビロテしてる。喝采!

 

と、えらいベタ褒めだった。

ヘビロテという短縮用語は初めて見たが、ヘベレケではなくヘビーローテーション(短い期間に何度も繰り返すこと。 特に、ラジオ局などが、推薦曲を繰り返し放送することをいう)ということで、まあ、たいへんありがたいことです。

 

川島さんは晩年チェット・ベイカーと親交があったミュージシャンで、亡くなる少し前にトランペットをもらっているぐらいジャズジャイアンツからも認められた人。美しいサウンドをメロディックに吹くことでファンも多く、トランペット製作者のモネットとも親しく、ウクレレ製作をコーディネートした際にはあのポール・スミスとコラボして…。

そう紹介していくとなんで私をバンドに誘ってくれているのかとも思うが、彼が根本的なところで好きなジャズは予定調和ではなく何が起こるかわからないところをバランスよく求めたいと思われ、多少エイッとリスクを冒すミュージシャンをサイドマンに置くところで、私なんかをまあ面白いと思っていただいているのかもしれない。

 

コンピューターとドラムで作った音楽はyoutubeにはたくさんアップしているが、CDにまとめたことによって川島さんには聴く機会ができたんじゃないかと思った。

そういう意味では、コンセプト決めてまとめるということはある種聴く機会がない人に音楽を届ける手段にもなるんだと、まあそんなことを感じたわけです。

 

やはり、何でも具体的にやってみるといろいろ発見があるもんですね。