大脳皮質で判断できるようになるトレーニングがあるって…
今日、某工業系大学で講演とパネルディスカッションに参加してきた。昼の仕事関係で…。
そのパネラーの中に世界トップ女性レーサーがいて、初めて会話したり話を聞いたのだけど、レーススタート時の混乱の際は脳で判断しては間に合わない危険な状況があって、それを克服するためには大脳皮質で判断するトレーニングがある、と。
なぬ!?
なぬなぬ???
それを解説したような本を出したりしてませんの? と聞いたんだけど、誰かが書いた論文はあるけど本はないと。
レース中はモニターで血流や心拍数などを測っていて、判断誤る場合は身体がどういう状態になり、それを回避するためにトレーニングすると判断能力が上がって、結果レースに勝てると。
昨日、それをやっている初めてフェラーリレースに出させた教え子が20年フェラーリレースやっている親父達相手に初戦で優勝したと。つまり、体力とか気合とかではなく科学的トレーニングで男性より劣る女性でもレースに勝てるのだ、と。それを実証していっている。
ジャズも瞬時の反応の速さってのがあって、演奏中あー、今こういうアプローチとりたかった~、みたいなことは多い。
その大脳皮質で判断するトレーニングやったら、それを克服できるんとちゃうやろか…。
ちょっと、それを知りたいし、人間(というか動物)の能力のまだまだ牽き出せるものはたくさんあって、我々はごく一部分しか使ってないのかも。それをレースでもスポーツでも音楽でも会得した人間があるレベルを超えるのかもしれない、と思うとそこはちょっと突っ込みたいなぁ。
むむむ…。