現代のパトロン?
ライブをいっしょにやった定年リタイヤしかけサラリーマン兼ピアニストが、古いプロベーシストと昨日ライブをやったという話になった。
ボーカルとピアノ、ベースでお店も小さくお客さんも少ないがしっかりとギャラが支払われてありがたいと。
聞くとボーカルは開業医の女医で水曜日が休診日なので、唯一ライブができると。開業医なので、まあ金銭的に余裕があるのか趣味でライブをブッキングして好きなミュージシャンを呼んでお客様は関係なくギャラを払うと。
そういう方は貴重だ、とピアニスト。
古い話だとセロニアス・モンクにパトロンがいて引退後もその方にお世話になったというのも有名だ。レベルは違うが、まあプチパトロン的と言えるかもしれない。
そういう方に気に入られることは大切なことです、と。
まあ、日銭的に言うとそうかもしれないが、音楽的にはどうなのかしらね…。
モンクみたいな奇才は音楽的にそれを見つけて支持する人がパトロンになるのはわかるけど、普通のミュージシャンは媚びだけになっちゃうかもしれませんね~。