リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

AIはジャズも飲み込むか?

先ほどライブの休憩中にAIの話題になった。

将棋の話題から、例の中学生がコンピューター将棋ゲームで学んだというネタからAIの話に移っていったわけだ。

私は昼の仕事でAIに関わるようになっているので、何が出来ていくだろうということはだいたい想像がつく。KaflaとかHadoopとか、何やねんそれって私が聞いてたのもつい先日で、今はシステム環境整えて部下が触りまくっている。

 

「ジャズは出来ないでしょう」と年配トランペッター。

「出来ますよ。コード進行にのっとって素晴らしいソロを出すようになります」と私。

 

大量に機械学習させていくと、出来るだろうね。

既にビートルズが次に出す曲なんてものもAIが作って発表されてたりするわけだし。

 

「でも、微妙なニュアンスは出せないでしょう」

「全然出せますよ」

 

今じゃサンプラーシーケンサーで生楽器の音は半端なく表現力はついている。年配ミュージシャンはそれを知らない。ま、触ってないとわからないし、ジャズマンがそれ触るケースはすごく少ないから、実はジャズミュージシャンは最先端からかなり遠いところにいる人が大半。アドリブできるから先っぽ行ってると勘違いしている人は未だ多い。

 

AIの話。。。

機械学習が進んで、たまにひっくり返ったりしてね」

っと私が言うと、みな大爆笑してたが、マジでそういう世界はもうここにあるって感じでしょう。

 

さて、ミュージシャンはここから何をすべきなのでしょうか。みなさん考えた方がいいと思いますよ。ドンカマ(リズムボックス)が高性能になって、多くのスタジオドラマーが失業していったのと同じことが起きるでしょう。