ということで、ジャズのCDを作ってみることにする(その3)
電子音でのジャズなどは発想としては既定路線だけど、ネットで日々youtube見てシーケンサーへの打ち込み用の譜面がないかと探しているとtranscriptionとして世界中のマニアが丁寧に有名ミュージシャンのソロを譜面にしたりしてアップしている。
元のCDの曲に作った譜面のどの位置を演奏しているかを丁寧に動画で記してくれている。
楽器演奏者にとって、めちゃ便利やん。
こうなるとネットは人類の共通の財産を置いておく場であると考えることができるわけだ。
その譜面をシーケンサーに打ち込む。
すると、ジャズジャイアンツのソロがシーケンサーにインポートされるわけだ。マイナスワンとして練習音源にすることもできるが、これを違う使い方をしてみるのを思いつく。
私が使っているシーケンサーはNATIVE INSTRUMENT社のMACSHINE STUDIOという製品で、ジョグダイヤルがついている。いろんな使い方が出来るが、再生演奏させながらあっちこっちに回して小節を飛ばすことができるわけ。
これがよくコンピューター制御できていて、元々再生演奏させながらクラブミュージックをコントロールするためのものなので、小節を飛ばしても1拍単位できっちりとビートは連続するのだ。ぶち切れにはならない。
おもろい。
これでランダムに演奏したものにドラムをつけるということを思いつく。
いいか悪いかわからないが、結局ドラムから見てジャズの合奏というのは、とくにフリージャズ系の場合出てくる相手の音にどう付けていくかになるので、シーケンサーにも付けれるハズという理屈だ。
しかもシーケンサーでジョグダイヤルをいじりながら演奏することは人間の手癖みたいなのとはかけはなれたフレーズが出てくる。
そこにドラムを付けるチャレンジとなる。
これはMACSHINE STUDIO買って2週間で作ってみた最初の動画。
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(つづく)