リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

何かを残さないといけないと思う人たち

自分が生きてきた証に何かを残さねばならない、みたいに語る人たちがけっこういる。半ば脅迫概念のように、これをモチベーションに活動する人もいる。

そうなのか?

自分の意思で何かに邁進するのはよいが、世に何かを残さないと、と思った瞬間世間に何かを媚びてしまう思考に陥らないのかしら?
音楽でも書物でも残す=有名になりたい→今何がウケるか世相から考える→最近の傾向はここが求められることだと制作する=世間に媚びてる。
世間に媚びるものは新しいものではないので、後世には残らない。

昔流行ったギャグ漫画「マカロニほうれん草」で、どうせ死んでも汚れたパンツ1枚残るだけ、みたいなセリフがあった。なぜか気に入って覚えている。そうなのだ。
やり散らかして脱ぎ散らかしてお陀仏になるだけ。それじゃダメなの?

ここ500年ぐらいを考えたとき、何か残ってみなが知っている人は織田信長豊臣秀吉徳川家康…、まあ今の首相も500年後は歴史家しか知らないかもしれないね。

でも安心。ネット社会になり何でもネットにアップするとしばらく消えないので何か痕跡は残ります。