リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ミュージックシーケンサーでフリージャズをやってみる

それにしても音楽のシーケンサーは何でもありで簡単に曲を作れるように進化してて、びっくり。というのも80年代半ばにピコピコのデジタル楽器を触ってた時代があった。しばらくその世界から遠ざかり30年経過してふと想い渋谷のDJ専門店に行き、「この機材はどういうことなんですか?」、「ということは、音はパソコン処理でソフトウェアシンセってことですか?」と超ド素人質問をして機材を買ってきたのが3年前。

 

80年代に10万円で単音シンセが発売され、それを入手し、あまりにも技術的でまったく狙った音が出せない代物だったが、今は同じ10万円で当時の数千万円の環境が手に入るわけだ。

そりゃそうかw

 

DJ機材だけど、膨大なプリセットサウンドが入っていて、何もドンスコドンスコと打ち込みを入れるだけでない使い方が可能だ。私の知り合い範疇でジャズミュージシャンでこれに手を出しているのは若手アルト吹き1人だけだ。

 

昼の仕事ではAI、機械学習なども関わっているのでそっちの知識から当然音楽機器の進化も考えてしまう。AIもあっという間に各種学習機能がコンポーネント化されてくるので、作曲やコード進行上でのアドリブなんかはすぐに素晴らしいものがコンピューターによって提示される世界が来るだろう。

そうなると、人間でこそ可能な領域はライブパフォーマンスか、真のフリー的なインプロブィゼーションしか残されないかもしれない。

 

そんなことを考えながら、シーケンサーを適当に演奏したものを登録する機器としてミュートトランペットを入れて、それにフリードラムを付けたものを作ってみました。