リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

失敗したプレミアムフライデーにジャムセッション

既に死語と化したプレミアムフライデーだが、2月だったか最初のときはサラリーマンミュージシャンであんたの会社は導入するのか、みたいな話題をしたことがある。

私の昼の仕事は、人事部に確認するも一切なし、というか変形労働制を入れてるからそれで各部署でやるなら工夫してやったら、みたいな話だった。

 

しょっちゅう演奏している金融機関系に勤めているサラリーマン趣味人ミュージシャンが、そこそこの年齢で3セクのような、まあノンビリした会社に出向になった。いいなぁ、とも思ったりもするのだが、暇ほどよろしくないものもないので、そこは何とも言えない。暇が幸せなら、ちょっと前にブラックで話題になった「追い出し部屋」なんてパラダイスのハズだが、人間そうでもないようだ。

 

その3セクのミュージシャンがプレミアムフライデーで15時に退社するから、16時から2時間ほどジャムセッションを開催しよう、という話になった。私は行けないし、行く気もなかったのだが、先月「そう言えば、あれはどうだったの? 続けるの?」と聞くとやめたと。

 

案の定、誰も集まらなかったらしい。

 

しかし、プレミアムフライデー自体が経済団体連合会を中心とした、経済界が提唱・推進する個人消費喚起キャンペーンということで顔ぶれがお金落としてほしい企業群が政府に働きかけて、ということなので、意図がスケスケでありミエミエであり白けさが出てしまうんでしょうね。

ドイツの休日法みたいに、通常の店は閉めて従業員もプレミアムフライデーの恩恵受けるようにして、さらに文化キャンペーンと称し、認定された店のみが営業し、ライブやクラブ、映画館や画廊カフェみたいなのに人を回すような施策をすれば、ミュージシャンのギャラも多少は上がるかもよ?