極めて不自由な大手企業の社長業
サラリーマンの終着点、大手企業の社長。
反対側は社会のルールに抵抗する芸術家なのかもしれないが、自由とは何かを想うときがある。
東証一部上場企業の社長同士が面会する場に同席することがあるのだが、世間話を聞けば聞くほど気の毒になってくる。
・金はうなるほどある
・豪邸に住んでいる
・毎日黒塗りの社有車で出勤退勤している
ところが、、、である。
大好きだったスキーは出来ないと言う。上場企業の社長が骨折でもしようものなら株主からリスクのなさを糾弾される。
高級スポーツカーも買えるけど乗れない。自分で運転して事故でもするとかっこうのニュースネタだ。
近所のコンビニ行くのにも社有車に乗せられる。企業は多少の訴訟をかかえるケースもある。リスク管理上の規則。
檻の中で生活しているようなもんだな、これは。
行動してよい場所→家、会社、社有車、公共交通のファーストクラス、高級店、ゴルフ場、高級ホテル、高級ジム、各種高級クラブ、以上!
音楽の趣味があっても演奏はできないだろう。今期業績悪いのに何をやっているのだ、と株主に言われるとぐうの音も出ないのは明らかだ。
一般客が来るライブハウスでライブ演奏なんてとんでもないですね。。。
サラリーマン兼ミュージシャンは出世しすぎると成り立たなくなるのが社会構造である。