リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ホテルラウンジのクリスマス演奏仕事

クリスマスはジャズミュージシャンがちょこちょこ呼ばれる季節でもある。
ホテルラウンジはX'masディナーセットとかけっこういい値段でのディナーが組まれ、私たちは5セットをやることになり、私は昼の仕事を定時速退社で向かった。


この仕事は最悪だぞ、とミュージシャンの間で噂されていた。
 

演ってみると若いカップルばかりなんだけど、その後が気になって演奏を聴くどころじゃない男とぎこちなく緊張している女が各テーブルに1組みづつ座っている。
演奏しても拍手一つもこない。シーン…。ガヤガヤしてたらまだいいが、それもない。

それを5回。毎回客は入れ換わる。


しかもスティック禁止でマルチロッド(竹ひごを集めたような柔らかい音の出るスティック)指定という。のれんに腕押しみたいなライブだったが、唯一の収穫はそれをきっかけにマルチロッドを買ったということだ。