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リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ジャズ評論家が評論をやめた理由

最近少なくなったが、ジャズの店にはしかめっ面して演奏を聴く評論家のおっさんがいることがある。
私がジャズを始めてから長く通っていた大阪の老舗いんたーぷれい8にも毎週和歌山からわざわざ来るおっさんがいた。島崎さんという人だった。
「チャーリーパーカーを知っとるか?」、「あいつはいっとる、すごいぞ」と毎週言い私らの演奏をダメだダメだ話にならんと言う。
同じ時期に50歳の手習いでウッドベースを始めた上田のおとっつぁんという今は台湾系メーカーに買収された例の大手電機メーカー勤めの人で、いつから毎週店に来るようになり、私らといっしょにそれはヘタクソにベースを演奏してた。
あるとき、「俺もついこないだまであいつと同じように評論してた。何千枚もレコードもってるしそれらのレコードの演奏でもすべて細かく評論できる。こないだまで評論してた。でもベースを実際に演奏してみると全然出来ないし、君らが如何に努力していて上手いかもわかった。あのおっさんも一度楽器をやってみるがいい!」とぶちまけた。
それを聞いてから私は上田のおとっつぁんのヘタなベースと演奏するのが、大好きになった。
30年前の話です。( ^^) _旦~~