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リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ゆとりジャムセッション

ゆとり教育は終わったけど、世の中競争よりオンリーワンの自分を大切に、みたいな何かとフェアさを求めるような風潮が強いと思うが、ジャズのジャムセッションにもこの風潮は見事に反映されていると思う。

セッションに行くと、まず名前と楽器を大学ノートに書くことになっている。そして、ホストバンドが1、2曲演奏した後にジャムセッション開始となると、ノートを見ながらホストのバンマスが「では、トランペットの○○さんと、ベースは□□さんでお願いします」みたいにアナウンスしてノートに正の字を書きこむ。そして公平に回るように順繰り順繰り演奏するのだ。

ボーカルがカラオケ練習と間違っているようなノリでたくさん来る場合は、「私、2回しか歌ってない、あの人は3回歌った」と文句を言ったりする。同じチャージ払ったのに…、って。

そんなことがあると、ホストバンマスはけっこうみんな公平に回ったかの確認に、かなり神経を使うことになる。

私は社会人になってから、ジャズやりたいんですけど、とセッションの門を叩いたのだけど、当時行った店はフェアさなんざ微塵もなかった。それが普通と思って10年過ごしたので、初めて大学ノート式を見たときはけっこうびっくりしたものです。

 

あんた、もうええわ。飲み代払ぅて帰り…

 

初心者の頃、大阪でアマチュアジャムセッションに行く度にこう言われて、ちきしょー次は認めさせてやる、なんて思ったもんだ。プロのホストなんか1人もいないアマチュアのセッションで。

深夜1時から4時まで開催の京都のプロが集うセッションに通ったことがあった。

入れるもんなら入ってみろ、だった。

ニューヨーク帰りとかいうアーニーワッツみたいなアルトがパーカーバリバリフレーズを吹いていた日には、私の前にドラムに座った人は盛り上がりのドラムの付け方がダメでドカンと蹴られていた。おーこわっ!

ビビりながらもその椅子を取りに行き、次の曲のバラードのブラシはその怖いおっさんにビューティフルって言われたからよかったけど、途中から別のドラマーに代われって言われて交代したことも何度もあったのを思い出す。

昔がよかったとは言いたくないが、ヘタな奴は少ないチャンスをモノにできるか、みたいなセッションはもうなくなっちゃったのかなぁ。

まあ、今そんなことやるとパワハラコンプライアンス違反って言われ、店やホストミュージシャンがSNSでやり玉にされるのかもしれませんね。失礼いたしました。。。