リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ジャズ

修行中にお世話になった人

私は社会人になってからジャズを始めたので、最初の2、3年はそれこそ修行みたいな感じだった。 今と違って大阪のアマチュアのセッションも、「お前はヘタクソすぎるから今日はもう入るな!」というのが普通だったし、「来週からアンタは来んでいい」と言わ…

ジャズクラブでのライブ中にハッピーバースデイ

前に横浜の高級高層ホテルラウンジでジャズ仕事をしていた際、3ステージの毎回ハッピーバースデイをちょろっと入れてくれというのが店側からのオーダーだった。 たまにお客さんで誕生日の人が来店されてケーキを頼むということで、わかっても意識しすぎずに…

ジャズマンはアナログなのでyoutubeアップとかやる人は少ない

先日のライブ、初めてお会いした女性ピアニストだったが、youtubeへのアップ方法とかがわからないと言ってた。 別に私が頻繁にアップしているとかは話題にしなかったので、それも知らないとは思うが、まあそういう会話になることは多い気がする。 そう思って…

CDというパッケージ

夏前にひょんなことからCDを作って、まあ名刺代わりに配っている。 ちゃんと売ろうとして、最初はきちんと販売していたのだが、グダグダになってしまったのだ。 大きな原因の一つは横流し品が早々に出てしまったこと。 しょっちゅう出演している某ジャズの…

言葉が人の感情に大きな影響を与える

あらためでだが、我々人間は言葉によって生きている。 頭の中で考えることは言語で考えているし、感情も想像もほぼ言葉で置き換えている。 先日、10年近く飼ってたチワワが突然ピンピンコロリで逝ってしまったのだが、ペット葬式を終えていつもお世話になっ…

調子のいいとき、悪いとき

毎回ライブの度に自身の演奏にいろいろ思うところはあるものの、昨夜のライブは1セット目が調子よかった。 調子よいというのは、メンバーとのインタープレイも必要なところで必要な音をスムーズに入れることができ、かつクリエイティブな感覚で今まで自分が…

なにがジャズたらしめるのか、その2

ピアノとウッドベースとドラム、いわゆるアコースティックのピアノトリオサウンドはジャズサウンドの基本だ。しっくりくる、というか、まあとにかく絡みが心地よいのだ。 1つのキーに3本の弦が張ってあるピアノは倍音を含む重圧な音が出る。 ウッドベース…

漫画ブルージャイアントの違和感のなさ

漫画は嫌いではないが、「マカロニほうれん荘」以来、単行本は集めてはいなかった。 が、人に勧められて読み出したブルージャイアントはそれ以来で集めているw あちこちで賞をとってて、超有名メジャー漫画になっているのので、どうのこうのと記すもんでも…

なにがジャズたらしめるのか

プロミュージシャンとのライブやBGM仕事、アマチュアミュージシャンとのどしゃめしゃジャズまで、ジャズ演奏と言っても範囲は広い。 CDショップにおけるジャズというジャンルを見てもかなり広いことに気付く。 この広い範囲…、実は問題なのだ。 オーソ…

失敗演奏を動画コンテンツにしてしまう?

別に「見てほしい!」と動画を作っているわけではないが、動画製作は面白い。 テキスト表示のタイミングなど微妙なところの調整は、なぜこれが気持ち悪くて、こうすると感覚的にいい感じになるか、などを考えることも多く、人間の感性とは何だろうかと想いを…

竹ひごスティック

15年ぐらい前だろうか、竹ひごを束ねたスティックみたいなものが発売された。 マルチロッドという。 興味もなかったが、ホテルBGM仕事でクリスマスディナーのバックをイブの日に5ステージやるときに、どういうわけかスティック禁止でバンマスからマルチ…

ジャズってアドリブなんだよ、すごいだろ。←という人は間違い

アドリブソロを次々と交代するジャズという音楽は、よくわからんけどすごいなぁ、という憧れをもっていた。30年前の話。 どうやってソロをするんだろう。 あの人たちはなぜ人のソロの終わりがわかるんだろうか? 共演メンバーとサウンドを合わせるってどうや…

いろいろなジャンルの音楽から刺激を受ける

普段、ジャズばかり演奏しているが、演奏はほぼ伝統芸能的だ。 音楽の進化はジャズはほぼ止まってしまっていて新たな展開が出たとしても、「ああ、そういう組み合わせか」とか「そういうセンスをそのジャンルから組み合わせてきたか」というのがほとんどの感…

ジャズ活動が昼の仕事に絡んでいく妙

昼の仕事は一切音楽には関係ないが、私はIT関連が専門ということになっているらしい(基本ITは嫌いなんだけど)ので、そこから音楽活動をコンテンツとして見た場合、いろいろ考察することができる。 今日、ツイッターの広告で音楽配信のディストリビュー…

ネット時代、激変する事象の先っぽに音楽がいる

昼の仕事ではIT関連でもあるので、一応IT関連には一般人より少しだけ詳しい。 数日前、マーケティング観点でスマホサイトのコンテンツをまとめている部下のレビューをした。25ぐらいの女性にプロジェクトリーディングをさせてて、サイト構成やどう見せる…

ジャズミュージシャン川柳 (あ→ん)

アナザユー 半音上げるの 日本のみイパネマノ 娘か息子か どっちやねん上手いねぇ 凄く上手いが おもろないエレベ来た あいつとだけは 演りたくない終わり方 どないするねん 探り合いカウントの 裏拍とれず 表入り君たちよ バップ以降は ジャズじゃない車駐…

youtubeチャンネル登録者2700人

ユーチューバーが中学生の憧れの職業だそうだ。 先日の日経ビジネスでも若者の消費特集の中で、ユーチューバーのこともそこそこ取り上げられていた。インフルエンサーとして企業の商品紹介も手掛ける存在となってきている動きや必ずステマは見破られるので、…

何かを創り出した瞬間に行き詰まる

ジャズは創造性豊かなようで、案外各種規制に縛られている場合が多い。多いというか、たいていがそうだ。煮詰まっているというか、既にかなりやり尽くされ感があるので新機軸はなかなか出るものではない。 コンピューターとジャズドラムでいろいろ面白いサウ…

音楽で培う想像力はサラリーマン仕事にかなり活かせるのでは…?

昼の仕事の中途採用社員の歓迎会があった。私は日々中途採用面談をしている立場でもあるのだが、採用面談ではわからない趣味の世界などが飲み会だとわかる。 バンドマン仕事までは広く認知はされていないものの、私がドラマーやっていることはそこそこバレて…

20年ぶりに会ったピアニストと音信不通だったギタリストの消息…

私が社会人になって「ジャズ始めたいんですけど」と大阪のジャズバーに行ってほどなくして、その店に大学1年生ピアニストが来た。そういつは上手く、器用に何でも弾けた。田舎の高校で一人で練習して上手くなったらしい。 しょちゅうジャムセッションし、バ…

他界した音楽仲間はミュージシャンの心の中で案外長く生きているかも

先月後半の話だが、ジョンアーバークロンビが亡くなった。ツイッターで知った。 ジャズミュージシャンには知られた人だけど、同じジャズミュージシャンでもジャズボーカリストはほぼこの人を知らない、楽器演奏者のミュージシャンズミュージシャンみたいなア…

エンターテイメントとしてのジャズ

一口にジャズと言ってもカテゴリーが広いのでジャズファンの好みも千差万別だ。 ジャズが好きです、という愛好家同士でも、ちゃんと話を聞いてみないと、それはジャズじゃないとか、それは嫌いだとか、好みが合わないことは多々ある。要するにジャズという言…

ジャズのバラードドラムは面白い

先日、博多へ行った際、天神隣の赤坂にあるバックステージに寄った。知らないメンバーのライブに乱入させてもらうことになったが、例によって「何演奏したいですか?」と。 私が入る前の演奏がミディアムアップテンポだったので、「ではバラードはいかがです…

出張行ってジャズ用事

この土曜日に昼の仕事の管理職研修とやらがあった。なんで土曜日やねん。。。 普段は部下とのやりとりでお留守にできないので土曜日に出てきなさいと。まあ、仕方ありませんなぁ。 月曜日に福岡出張で、日曜に関西で昼の仕事のスポーツ部の公式戦があったの…

ライブお休み中

久々に丸3週間ライブがない状態。 休暇みたいに感じているのは、普段多すぎて半分飽きているということなのかもしれない。 明日から怒涛のライブだったが、昼の仕事の関係で2回はキャンセル(トラを入れた)。 来週は水曜日→土曜日と4連チャン。 体力的、…

オリジナル曲のCD、曲はどうやって書いた?と問われて考え込む

こないだ作ったオリジナルのCDは、ありがたいことにネットで郵送してほしいと数件注文が入ったり、知り合いミュージシャンが大ウケしてくれたりと、やってみるとそこから反応というリターンが来るので面白いもんです。 いんたーぷれい8のフェイスブックで…

ミュージシャン、モテるの怖い事案シリーズ

たまにミュージシャン同士で会話してて、お前はかっこいいしモテてええなぁ、みたいな会話になることがある。ただ、続きはいつも同じで、モテない人がモテるミュージシャンの苦悩話を聞くことになるのだ。 ECMミュージシャン(日本人です)と会話してたと…

音楽はデータとなり人類の共有物となる

先日ECMミュージシャンと話をしてて、あのECMですらCDは売れなくなっていて方針を変更してネット配信も考えないといかんかも、という時代になっていると。 ネット配信してなくても、youtubeには多くのものがコピーされちゃう。 最近上陸したスポティ…

ジャズドラム解説動画で8ビート曲を解説してみる

イヴァン・リンスの名曲「ラブ・ダンス」。 これをたまに演奏する機会があるのだけど、まあ素晴らしい曲ですね。 とくにドラム的には何をするでもないのだが、コード進行から演奏していてなんともいい気分になる曲なのだ。 ジャズドラム的にあちこち反応する…

いつもくだらないことを考えている

発想を豊かに、といえば聞こえがよいが、まあ普段くだらないことをいろいろ考えている。 昼の仕事でトラブルがあっても、最悪のケースから最良の展開まで常に想像するのがクセみたいなものだ。最悪のケースはもはや悲壮感通り越してもはや笑いにしかならない…