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リーマンジャズドラマーのブログ

サラリーマン兼ジャズドラマーの思うところ

ジャズ

いろんなところに蔓延る家元制度のノリ

世界の先進国として日本社会は欧米同様に発展しているが、社会システムは未だ封建的な文化というかノリを脈々と継承している。文壇や画壇みたいな権威とヒエラルキー、そこにお金が絡む仕組みはいろんなところで見受けられる。 お師匠さん、と慕って芸事の流…

サラリーマンやめるとミュージシャンも出来なくなるような気がしないでもない

昼の仕事はまあいろんなことが起きるので、日々めまぐるしく回る。トラブル、報告書作成、お客様と打ち合わせ、来客、経営陣に謝り報告、部下を鼓舞、資料作成の指南、プレスリリースの文書校正。何でもありだ(笑)。 なるべく笑いを多く混ぜようとして青ざ…

置きベース盗難事件

置きベースというのは、ジャズの店に置いてありベーシストが誰でも弾けるベースのこと。ジャズベーシストはコントラバスを持ち運びするので、かなり大変なのだが、自分の音にこだわりがあるミュージシャンは毎回持ち運ぶ。 表参道のジャズバードは元々ドドバ…

ジャズ演奏における集中力維持は難しい

私はなかなか入り込めない性格だ。演奏するときは演奏そのものに集中すべきだが、元々注意散漫なのか、どこか自分のやっていることを常に客観視してしまうようなところがあるのか、一瞬でスコーンと入り込むことが苦手なのだ。 例えばカラオケとか恐ろしく苦…

ミュージシャンはスポーツに気をつけないと…

数年前の話だが、子供のサッカー大会で転倒し、左手首の中の骨を折ってしまった。舟状骨骨折というギブスを2ヶ月以上のややこしいところだ。 5、6個のバンドをやっていたので、即座にすべて向こう3ヶ月のライブ予定をキャンセルし、トラ(代理ミュージシ…

サラリーマン兼業ミュージシャンはFacebookに要注意!

サラリーマンの職種にもよるけど、夜な夜なミュージシャン仕事をしている人はFBに気を付けた方が無難と思う。 昨今の残業しない方向の働き方改革で、随分見え方も変わってきているが、夜演奏仕事を控えていると昼の仕事はなんとか素早く退社するために、めち…

MCが苦手なバンマス

精神科医兼ピアニストのDr.Kはバンマスなのであるが、ライブではMCが出来ない。「始めまーす」、「終わりまーす」ぐらい。 人前でしゃべれないタイプかと言えばまったく違い、医者をやりながらもドクターでしょっちゅう学会発表されている。大勢の前でマイ…

ミュージシャンは必ずしもアーティストではない

音楽やってると、たまにアーティストなんて紹介されたりするが、サラリーマンもやっているので違和感はある。というか、サラリーマンは関係なくて、アーティストの定義があまりにも曖昧に使われているというのが本当のところだろう。 芸術家? アーティスト…

何かと苦労のある野外ステージ

あまり野外ステージというのは経験ないが、演奏者にとっては何かと苦労が多い。 まず、音のバランスが悪い。 出音と中音というのがあり、お客さんが聴いている音が出音で、ここが一番いいバランスにPAは調整される。中音は演奏者側の音で、モニターという…

ジャムセッションに行ってバーテンダーとなる

何年も前の話だけど、いっしょに演っているプロメンバーがジャズバードでセッションを開催することとなった。日曜夜なので通常営業ではなく、予めおいてあるワインなど、限られた種類のドリンク類とピーナッツ類のみ出して参加者から楽器演る人と聴く専門の…

極め人

バブルの時代を過ごした世代には、あー懐かしいっという日本たばこ Peace light のテレビコマーシャル。フルートの中川昌三氏がかっこよく出演していたを覚えている人も多いだろう。 クラシック、オペラ、ジャズとジャンルを超えて活躍するアーティストだけ…

初心者ボーカリストの勘違い

昨今ジャズボーカル教室なるものが流行っているのか、OL女性ボーカルで少し歌を習ったのでライブのシットイン(乱入)を要望する方がけっこういる。私なんか初心者時代にずいぶん怒られてきたので寛大なのだが、これを嫌うミュージシャンもけっこういる。楽…

本名を隠す兼業ミュージシャン

ネットの時代となり、何でもググれば出てくるとサラリーマン兼ミュージシャンにとっては不都合な世の中になってしまった面がある。 Dr.Kという名で活動しているピアニストは大病院の精神科の院長やったりと、その世界では学会活動をしながら外来往診もされて…

知識労働者の頭の中

昔はホワイトカラー、ブルーカラーなんて言ったけど、もう死語だね。 昼の仕事でパソコンに向かい、様々な仕事をしている。調整ごとが多いけど、どうやって人を動かすかとか組織編成とか人事考課とか新たなアイデアの具現化方法の思案やらマルチタスクで少し…

沖縄出張で飛び入りライブすることに

3年前の話だが、昼の仕事の関係で沖縄に出張に行ったときのこと。 昼はお客さんのところに行って打ち合わせしたり営業所で打ち合わせしたり現場回ったりで、夜は飲み会。21時もすぎて解散。ホテルにチェックインしてからが課外活動スタート! セッションをし…

ホテルラウンジ仕事と会社の支店

3月まで長年やってたホテルライブ仕事の話。ホテルラウンジの超高層ビルは途中階がオフィスフロアとなっている。私の昼の仕事の営業支店がそこにオフィステナントとして入っており、たまには用事で行く。ホテル側からは定期的な仕事をする人ということで、…

譜面に朱書きはやめましょう

コンサート会場でライブを演ったときのこと。ジャズじゃなくてポップスやってた30年前、譜面に朱書きでドラムで気を付けるポイントをたくさん書きこんでおいた。当日ライブがジャーンって始まると、赤いスポットライトでその指示の朱書き文字はすべて見えな…

ドラムのテクニックを磨きすぎると大道芸になるような気がする

ジャズドラムはテクニックを追いかけてしまう側面もなきにしもあらずの楽器だ。ドラムという楽器は半分スポーツみたいなところもあり、体の一部を非同期っぽく動かしていく訓練をしていくときがある。これはこれで面白いのだが、これを追求しすぎていくと音…

ミュージシャン職業的ライブ仕事とボランティアライブ、どちらが音楽的か?

サラリーマン兼ミュージシャンの最大の利点は、ギャラを問わずに好きなライブをひょいひょい引き受けることが出来るということが言える。プロミュージシャンは大御所は別として、基本的に投げ銭やノーギャラはキツいものがあるし、超えてはならない一線とし…

風邪ひけないミュージシャン、風邪ひいても大丈夫なサラリーマン

サラリーマンというのは、もちろん責任もって仕事をするそれぞれの道のプロなわけだが、一匹狼で仕事をするわけではないのでカバーが利く。仕事が俗人化しているケースも多いが、気が緩んでいるのか風邪ひいて有給休暇をとる人は多い。 兼業でミュージシャン…

ビジネスマンと芸術センス

昼の仕事は課題解決だらけ。始終それをやっている感がある。 混乱する同僚や部下に、「まずフローを描いてみなよ」、とか「図示化してみなよ」と日々指導するわけだが、はたと気付くと人にわかりやすいお絵かき出来る人ってごく少数派なのかもしれない。 夜…

旋律から著作権が特定されるyoutube

「ジャズドラム解説」という動画をアップしている。最初は一発モノのアイデアでyoutubeに上げたら、かなりウケてしまって本意ではないがシリーズ化している。ドルフィンダンスというハービーハンコックの名曲をライブ演奏したものを解説動画に編集してアップ…

ジャズのIT化

世界中にジャズ愛好家はいる。ジャズミュージシャンの中には譜面をたくさん集める人もいる。iPhoneやiPadで譜面集が出ると、多くのサラリーマンジャズミュージシャンは飛びついた。 ドラマー以外!ドラマーはキーやコード進行は頭で追うだけでいいから必要な…

演奏とミュージシャンの内面

ジャズを演っているとたまにそこそこ名前が出ているミュージシャンと仕事がいっしょになる機会がある。彼らが通常出ている店はもっと高級なジャズクラブが多く、当然共演するミュージシャンもレベルが高い。ところが、私らのそんなに上手くない演奏と店の雰…

ホテルラウンジのクリスマス演奏仕事

クリスマスはジャズミュージシャンがちょこちょこ呼ばれる季節でもある。ホテルラウンジはX'masディナーセットとかけっこういい値段でのディナーが組まれ、私たちは5セットをやることになり、私は昼の仕事を定時速退社で向かった。 この仕事は最悪だぞ、と…

テレビの没落

ジャズベーシストのシトロン春日井さんがサラリーマン現役時代に大手テレビ局の役員をやっていたときのこと。あるときライブ休憩中に最近のテレビはダメだという話題になった。いっしょにいたプロアマミュージシャンがこぞって「テレビはまったくくだらなく…

プロドラマーになる条件

高校でドラムに目覚め、一生懸命練習していた頃に創刊となったリットーミュージックのドラムマガジン。当時は情報がないので私は全ページ広告の一字一句までくまなく読んだものだけど、その中に誰かプロドラマーが書いた「スティック100本折ればプロだ」みた…

ジャズのお店とお客さんの入りの関係分析

ライブ演奏をやっているジャズクラブやジャズ喫茶とお客さんの関係、集客力は何種類かのパラメーターに分かれる。マーケティング視点で分析してみよう。 パラメーターは以下だ。 ・オーナー(マスター)の人柄 ・出演ミュージシャンの質 ・チャージとギャラ…

結婚式の演奏仕事

ジャズは臨機応変に音楽を変えれるということで、結婚式の生バンドとして呼ばれることがある。だいたいは板付きだ。板付きというのは持ち場を離れることができずに、ずっと待機しておく状態のこと。バンドリーダーが式の進行をよく見ながら、瞬時にカウント…

大御所プロギタリストに学んだこと

数年前に閉店したが、六本木にあったファーストステージというジャズのちょっと変わった店にはアマチュア中心のセッションにプロの有名ギタリスト杉本喜代志さんがよく顔を出していた。 15年以上前のことだがその杉本さんとセッションで演奏していたときのこ…

もっと新しい発想で音楽教則動画作れるのでは?

ジャズは聴くだけよりも演奏する方が流行っているとも言える。 大スター来日のときはみな聴きに行くが、日本のミュージシャンのジャズクラブのライブは閑古鳥が鳴くようなケースが多い。60年代は若者の先端音楽だったが、まあそこからさほど音楽が変化してい…

ホテルラウンジのBGM仕事

月1で超高層ビルのホテルラウンジのBGM的仕事をしてる。正確に言うとしてた。 先月バンド丸ごとクビになったのだw数年前まで日本一の高さをほこった展望台の1F上にあるそのラウンジは70Fでそれは目も眩むような絶景。ただ、ステージは当然窓に背を向けて配…

ジャズ評論家が評論をやめた理由

最近少なくなったが、ジャズの店にはしかめっ面して演奏を聴く評論家のおっさんがいることがある。私がジャズを始めてから長く通っていた大阪の老舗いんたーぷれい8にも毎週和歌山からわざわざ来るおっさんがいた。島崎さんという人だった。「チャーリーパ…

映画「セッション」にプチ絡み

へんな映画があってさぁ、それの音楽用語の翻訳頼まれちゃった。 いつも演奏しているヒロ川島さんがジャズバードのライブのときにそう言った。 翻訳者は音楽用語わからないので自分がやることになったんだけど、ドラム用語がわからなくて、ちょっと教えてと…

ロンドンのジャムセッションはここが違った!(前編)

ビジネスでロンドンへ3泊5日の弾丸ツアー(出張とはそんなもの)出張に行ったときのこと。毎晩会食が入ってしまっていたものの、現地で演奏してやろうと意気込みスティックとブラシを忍ばせていた。事前にググるもジャズのセッションは、片手で数えるぐらい…

グレンミラーオーケストラのボーカリストとひょんな共演

ジャズをやっていると予想外な日に予想外な方とセッションすることがある。 私はビッグバンドはほとんどやってきていないし、あまり聴いてきてもいない。表参道のジャズバードでいつものギターピアノカルテットの演奏をしていると、たまに店に出演しているボ…

ジャズって常に問題解決トレーニングしているようなもの?

サラリーマンやっていると、日々問題解決に明け暮れてるといってもよい。売上を上げるためにはどうする、ミスをどうカバーするか、PDCA回すために何をすべきか。同じトラブルを防ぐために根本原因と恒久的対策はどうして、お客様にはどういう報告書を出…

初音ミクとジャズセッションをしてみる

youtubeで初音ミクのライブ動画なんかを見てるとテクノロジーの進化とアニソン系の日本的オタクに世界唯一の文化みたいなものを感じる。ジャズマンも基本オタクである。私はオタクという言葉は蔑むのではなくポジティブに捉えている。私もオタクであると公言…

何も音楽の仕事が楽しいとは限らない

私はストレスで調子悪くなると、右耳が難聴になる持病をもっている。血行が悪くなると出るみたいです…。昼のサラリーマン仕事が苦行で、夜ジャズの仕事は「やったー」とストレス解消かと言えば、まったくそんなことはない。何の仕事をしても楽しいときはモチ…

ビッグネームと共演して感じること

ジャズはひょんなことから有名なミュージシャンとセッションする機会に恵まれることがある。私の場合、山下洋輔さん、渡辺香津美さん、小曽根真さん、ケイ赤城さん、菊地成孔さん、海外勢だとハロルドダンコさん、ニックヒルシャーさん、他。。。 共通して言…

危険ブツ? ブラシ

出張に行く時、夜は地元のジャズクラブへ乱入してやろうとスティックとブラシをもっていくことが多い。さて、飛行機。スティックは見慣れた形だけど、ほぼジャズでしか使われなくなったブラシは手荷物検査で必ずひっかかる。カバンに入れてそのまま通しでも…

ゆとりジャムセッション

ゆとり教育は終わったけど、世の中競争よりオンリーワンの自分を大切に、みたいな何かとフェアさを求めるような風潮が強いと思うが、ジャズのジャムセッションにもこの風潮は見事に反映されていると思う。 セッションに行くと、まず名前と楽器を大学ノートに…

プロミュージシャンに向く人、向かない人

私は社会人サラリーマンになってからジャズドラムを始めたので、大学のジャズ研とかはまったく無縁だった。ジャズ研からプロになる人が近くにいたわけでもないので、プロはベールに包まれた憧れもある遠い世界だったのだ。 大阪の老舗ジャズ喫茶の「いんたー…

プロよりアマチュアの方がいい演奏?

ジャズはプロよりアマチュアの方が面白い演奏に遭遇することがあるのだ。 私が知っている評論家みたいなおっさんや老舗ジャズ喫茶のママの定説だったりする。 どういうことか。 ジャズは楽器奏者間で相手の出方に合わせて演奏を変化させていく音楽だが、完全…

伝統芸能と言うと怒るジャズミュージシャン

ジャズって演奏している人は先進的なものをやっていると思っているけど、ほとんどは伝統芸能でしょ、それ。 私が日々ライブしているジャズも、95%以上伝統芸能です。 「我々は伝統芸能をやっているよね」と言うと、怒るミュージシャンと「そうだね」と認める…

出張とジャズ

出張に行くと、地方でジャズ演ってる店があると寄ってみるわけだけど、そんな人脈が繋がっていくとヘンなことが起こる。出張先で支店や客先で打ち合わせをたくさん入れても途中の移動があるので、実際の仕事時間は1.5時間打ち合わせ×3とかなんだけど、その後…

テクノロジーの進化と音楽

テクノロジーが進化すると、音楽から何から見え方も変われば表現も新しい考え方ができる。 ネットの時代となると今までの常識の前提が変わってしまうわけです。 デジタル=コピーという見方がある。劣化しないからねぇ。コピーが簡単ということはシェアも簡…

ミュージシャン職業とは何だろう

サラリーマンをやりながらジャズミュージシャンをやっていると、いろいろと面白い見え方がすることに気付く。 プロとは何か? 「俺は今日からプロミュージシャンだよ、と宣言したらプロだ」なんてことは何人かから聞いたことがある。まあ、そうかもしれない…